獣耳…、今も昔もオタクから愛されているジャンルで、
今や男性向けコンテンツでは、まあ必ずと言っていいほど獣耳キャラがいる。(ファンタジーの世界観でなくとも、猫キャラを作ってはコスプレの体裁でケモ耳を付けるパターンも)
男性ほどではないかも知れないが、勿論女性にも獣耳好きはかなりの数存在する。
嫌いな人が滅多にいない。
まさに食べ物で言うところのカレーライス的存在、それがケモノ耳。
そんな獣耳だが、最近のオタクコンテンツで見かける描き方に違和感を覚える。
(或いは俺が知らないだけで昔からあったのかも知れないが。)
とそれを言う前に、まず俺は別に特別獣耳が好きなオタクではないということを知ってもらいたい。
まあ、別に嫌いではないし寧ろ好きではあるが、「獣耳を持つキャラクターを挙げろ」と言われてもじっくり考えなければ思い出せない程度の関心。
ガチの獣耳オタクから見たら大分浅いかも知れないが、そんな人がこの記事を見ているならば尚更教えて欲しい。
獣耳から生えている謎の耳毛は何なんだよ
これだけ言われてもピンと来ない人がいると思うので、具体的に参考画像を載せる。
赤マルで囲われている白い毛の部分が、俺の言う『謎の耳毛』に当たる。
これは一体何なんだ?
プリコネキャラクターの獣耳は基本的に謎の耳毛が生えているが、この描き方はプリコネのイラストレーター独特の描き方……というわけでもない。
他のコンテンツでもしばしばこのような『謎の耳毛』が生えている獣耳がある。
時にイラストは見栄えをよくするために敢えて肉眼ではあり得ないようなポージングを取らせたり、簡略化したりする。
この『謎の耳毛』も何かしらの意図があってを生やされているのだろうが、一体どういった狙いで描かれているのかを俺は知りたい。
そもそも昔の獣耳って『謎の耳毛』あったっけ?
「そもそも獣としての耳があるのに人間耳もあるってどうなんだろう」と思ったが、プリコネですらそういう描き方なので、今回はプリコネに倣うとする。
耳毛と一言でいっても耳の外側が毛でふさふさしているのであれば納得出来る。
しかし、耳の中に生えている耳毛には一体
①耳というものは案外グロテスクというか、リアルに描き込んでしまうと萌え絵に合わないので、それを描かないようにするために、耳の根元に配置している。
②『耳毛』の色を、髪色と違うすることによりアクセントにする意図。
③画力が高い者にしか理解出来ない理由。
なんてことを散々書いたが、このブログを書いている途中、試しにググってみたら正体が判明した。
どうも猫には『リンクスティップ』という『耳毛』があるらしい。
俺が『謎の耳毛』と呼んでいたソレはただの『リンクスティップ』をイラスト化したものだったのだ。
実際の写真を見たらかなり納得した。
この俺、ふじさきゆうやは犬派故に犬の耳を前提に語っていた。
言われてみれば猫の耳を確かにじっくり意識して見たことがなかったわ…。
絵って奥が深い……。
っていうか単に俺が無知だっただけじゃねーか。
もうちょい何か書こうと思っていたのに解決しちゃったからもう何も書けねぇよ。