ふじさきゆうやのブログ

オタクが好き勝手言いまくります。

鶏肝は自炊オタクが絶対に買ってはいけない食材だよ。

 

 

謹賀新年、今年も宜しくお願い致します。オタクの皆。

(というには遅すぎるけれども。)

 

最近の俺はというと、Jのイラコンに投稿する絵をシコシコ描いているけど、難儀なことにここのところオタク絵をシバく体力がないから期日に間に合わない可能性大。

帰宅後の気怠さが物凄いというか。運動不足で体力がますますなくなった気がするし、 俺もJのオタクみたいに真面目にジムにでも通うかな。

 

で、昔作っていたイラスト閲覧用のアカウントをそのまま使って、なんやかんやでTwitterのアカウント復活しています。

相変わらず碌なことツイートしていないけど。

 

ふじさきゆうや (@KKEli15_) | Twitter

 

 

 

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もう大分前の話になる。

俺は夜ごはんを考えるのが面倒臭かったので、毎日夜ごはんにオムライスを作っていた。

だが、一カ月くらい経ったあたりから、流石にオムライスにも飽きて、その日は別のものを作ることにした。

スーパーに行くと、鶏肝(鶏レバー)が100g38円(税抜き)で売られていた。

俺の地元ではまあこの値段は安い(と思う)。

 

 

俺は焼き鳥でも肝が三本指に入るくらいには好きだし、レバニラ炒めなんかも死ぬほど好きだったが、思い返せばここ2,3年それらの料理を食った覚えがなかった。

一度気になってしまうと、食欲はどんどん膨れ上がり、抑えるのは難しくなってくる。

俺は途端に鶏肝が食いたくなってしまった。

別に気合を入れて料理せんでも適当に焼けばどうにかなりそうな感じと、グラムあたりの値段も安いところがとても魅力的に見えた。

 

※非おつとめ品&非激安スーパーだぞ!?!?

 

 

 

だが、食材の衝動買いというのは大体悪手だ。

直ぐに食材を購入してしまうのはまるで自炊のやり方がなっていないと言わざるを得ない。

自分が扱ったことのない食材であれば失敗してしまう可能性も高い。今回の標的である鶏肝も、今までまるで扱ったことがなかった食材だった。

未知の食材というものはそれだけ危険なものなのだ。

(その昔、俺は焼き魚を食おうと思ってさんまを衝動買いしたが、グリルの掃除の大変さと、台所の魚臭さにイカれちまった過去がある。)

 

重要なのは、自分の食欲でもなければ、食材の値段でもない。自炊における最も重要な要素は『簡単なレシピの多さ』だと俺は思う。

買ったは良いが、クックパッドを見ても七面倒臭いレシピしか載ってない・・・、そんな食材は購入の段階で回避するべき地雷だ。

余程料理スキルの高い人ならともかく、俺のような料理スキルがないオタクにとっては、料理など面倒臭くて時間が掛かるものでしかない。

食材を購入する前に簡単なレシピを探すのが王道。

 

 

 

 

俺はその点に関しても抜かりがなかった。

まずはクックパッドで何か楽に作れそうなレシピがないかを検索、その後はGoogleで食材の扱い方やレシピを検索する。

(それにしても精肉コーナーの前で20分くらい携帯とにらめっこしてるオタクはマジでキツイ。皆は俺のようなオタクにはなるなよ。普通に店の外に出て調べるのが吉じゃ。)

 

調べてみて分かったのだが、鶏肝はそれほどレシピが多くない。

また、食材の下準備が面倒臭いようだ。

特に“臭み”が酷く、それを取り除くのに何やら“手間”が掛かるとのことだった。

だが、その“手間”とやらも『牛乳やら水やらに漬ける』という単純なものだった。

牛乳や水に漬けるだけで臭みが取れるとのことだが、牛乳を使っては折角安い食材を買った意味がないというもの。

臭みを取るならやはり水を使うべきだろうな。

 

 

さて、ところで俺は嗅覚には並外れた自信があり、キッズの頃からよくその敏感な嗅覚をよく称賛されていた。

特に屁をこいた人間を特定するスキルに於いて百発百中の精度を誇っていた。

日向ネジが「俺の目は誤魔化せない」とキメるシーンがあるが、あんな感じで「俺に屁は誤魔化せない」がそのまま俺のキメ台詞になってしまうくらい俺の嗅覚はイケイケだった。

 

しかも敏感なだけでなく、クサいニオイへの耐性もあり、常人では顔を歪めるような強烈なニオイですら涼しい顔して堪能出来た。薬品のニオイはもちろん、腐敗臭やうんこのニオイにも耐性があった。

まさにこの世のニオイを嗅ぎつくすために生まれたといっても過言ではないほどの優秀な鼻を持っていた。(但し、顔はブサイクなオタク)

 

 

 

そんなクサいニオイにすら耐性がある優れた嗅覚を持つ俺は、「俺様の嗅覚の前では鶏肝の“臭み”などあってないようなものだろうな」と判断した。

恐らく臭みを取り除かなくても大丈夫だろうが、最悪我慢ができないほどのニオイでも、俺の鼻ならサッと水洗いをするだけで問題ないだろう、と思った。

それに、こういったニオイに関しての伝聞というものは、俺の経験上、大概想像を下回る臭さだ。

そもそも、その“臭み”とやらが本当に取らなければならないレベルなのかも怪しい。案外全然臭くなかったりしてな。

 

 

 

結局、鶏肝は下準備が面倒臭いだけで、あとはレシピガン無視して焼くだけでなんとかなりそうだった。

俺は、数日分をまとめて料理しちまちま食うつもりで、ドサっと鶏肝を580gくらい購入した。

 

 

 

 

 

 

帰宅し早速料理を始める俺。

トレイから豪快に鶏肝を取り出し、まな板に叩きつけた。

ニオイを嗅いでみると、独特のニオイはするものの、ネットで主婦たちが騒ぐような“臭み”は感じられなかった。

「やっぱパンピーの嗅覚はカスだなww」と思いながら意気揚々と肝に包丁を入れた。

 

 

 

 

切り込みを入れると、途端にありえねーーー臭さのバケモンみたいなバカみてぇなクッセェニオイが俺の鼻を刺激した。

あまりの臭さに「くっせ!!!」と言ってしまう程だった。

何が「“臭み”がする」だ。このニオイは決してそんな生易しいものではなかった。

ストレートに言うと、まさに小便のニオイだった。

臭みなんて可愛い言い方をするものだから、てっきり腐敗臭のようなものをイメージしていた。

しかもその小便のニオイが、出したての小便のニオイではなく、

手入れがされていない公衆便所のような、とにかくその辺の小便とは格が違う小便臭さだった。

 

 

更に肝内部の奥深くまで切り込みを入れると、凝固してゼリー状になった血液がボロボロと出てきやがる。

そしてその血液がまた強烈だった。小便のニオイと血のニオイが混ざり、全く不愉快なコンビネーションで鼻を衝く。

見た目も気持ち悪く、血液の塊を取り除く行為も、まるで蛆虫を取り除く行為のように思えた。

 血液の塊を除去し、肝を切り終える頃には既に料理開始から20分が経過していた。なんつー無駄な時間だ。

 

 

「臭みを取るなら、水に漬けて放置するよりも、流水で洗うほうがよい」という情報を見たので、肝をざるにぶち込み、5分程度揉みながら水で洗い流した。

だが、流水で洗う程度では小便臭さが取れやしない。俺は追撃として水を張った鍋に20分程漬けてみたが、それでもやはり臭みは取れず。

 

 

 

ここまでやっても効果がないならば、あとは醤油と砂糖とみりんと酒を混ぜたアレに頼るしかあるまい。

『醤油と砂糖とみりんと酒を混ぜたアレ』は、恐ろしく万能なアレだ。

俺もあまりに料理が面倒臭い時は、肉やら野菜やらを適当に炒めたあとに、『醤油と砂糖とみりんと酒を混ぜたアレ』を入れて、“アレ炒め”みたいなアレを作っている。

『醤油と砂糖とみりんと酒を混ぜたアレ』は、味覇に並ぶほど便利なアレだ。

 

 

実のところ『醤油と砂糖とみりんと酒を混ぜたアレ』に、何故酒とみりんを入れるのかよく分かっていないが、

『醤油と砂糖とみりんと酒を混ぜたアレ』には酒とみりんは必要不可欠な存在なのだろう。

どこかでニオイを取るだとか、テカリを出すだとか、 見た気がするし。

 

 

小便臭い鶏肝も、『醤油と砂糖とみりんと酒を混ぜたアレ』には敵うまい。

早速俺は、『醤油と砂糖とみりんと酒を混ぜたアレ』に肝をぶち込んだ。そしてひたすら揉みまくる。

(俺のクックパッドの経験上、この手の料理は揉むのが王道。)

 

 

 

しかしそれでも依然として小便臭さは取れない。

何故俺は、必死こいてこんな小便臭い物体を揉んでいるのだろうか。

俺がこの小便臭い物体を揉んでいる間にも、女のおっぱいを揉んで調子こいている男がいるのだろうか。

 本当に虚しくなってしまった。

 

 

全てに疲れた俺は、小便臭い肝をそのままフライパンにぶちまけた。

『醤油と砂糖とみりんと酒を混ぜたアレ』で一応の味は付いているはずなので、不味いということはないだろう。

それに、火を通したら何かよく分からんけど小便臭いニオイも取れるような気がした。

 

焼き始めると、肝の見た目も段々と良くなっていき、しっかりと火が通る頃にはまあまあ美味そうに見えた。

小便臭いニオイも、俺が慣れたせいか、火を通して多少は臭みが取れたせいか、大分マシにはなっていた。

(だが、焼いたせいで小便臭さが台所に充満し、本当にげんなりした。)

 

 

早速味見をしてみる。

多少マシにはなったとはいえ、しっかりとそこに存在する“小便感”

醤油と砂糖のおかげで食えなくはないが、毎日食うとなると甚だうんざりするような味だった。

そんなダークマターが580gもあるのだから、鶏肝を購入したことを心底後悔した。

 

当初の予定では、『毎日ちまちま食う』つもりだったが、急遽変更して『二日で食べ切る』ことにした。

半分くらいを皿に取り分けて、一気にかきこむが、まあ普通に美味くない。

味にも飽きるし、そもそも美味しくないので、塩を多めにかけて味を殺して一日目の皿を食べ切った。

 

 

食べ終わってからしばらくすると、突然強烈な腹痛にやられ下痢が止まらなくなった。

 

思い当たる節が鶏肝しかなかったので、調べてみたところ、

どうやら鶏肝に含まれるビタミンAの過剰摂取が腹痛の原因のようだ。

また、脚にも筋肉痛のような酷い痛みを覚え、その夜は腹痛と脚の痛みのせいで、まともに寝ることが出来なかった。

無論この脚の痛みも、ビタミンAの過剰摂取が原因だ。

翌日、俺は残り半分の鶏肝を気合いで完食した。

 

 

 

君達自炊オタクに伝えたいこと

鶏肝がいくら安く売られていて、もし君がレバー大好きっ子だとしても、料理スキルが低いのであれば絶対に買ってはならない。

 また、大量に食うと本当に下痢が止まらなくなるし、脚もメチャクチャ痛くなる。

インターネットの主婦が臭みだなんて可愛い言葉で誤魔化しているが、あれは小便のニオイだ。

油断して購入しないように気を付けろよ。是非俺のエクスペリエンス(体験)を活用してくれ。