ふじさきゆうやのブログ

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【ゲームネタバレ注意】映画『ジグソウ:ソウ・レガシー』を観た感想

 

11/11(土)に、メチャクチャ久し振りに映画館で非アニメ映画を観た。

知らない人間の方が少ないと思うが、『ジグソウ:ソウ・レガシー』は

サイコスリラー映画『ソウ』の続編にあたるもの。

自分はこのシリーズが死ぬほど好きで、特にジグソウのメチャクチャなキャラクターと、他では見られないような登場人物の死に様など大変気に入っている。

自分はこの映画に関して言えば、「怖い」とか「あの伏線はこうだったのか!」と楽しむんじゃなくて、何も考えずに笑いながら観るタイプだから、

続編が出ると聞いて「またあのバカっぷりが観れるのか!!」と大変心が躍った。

好きすぎてシリーズ通して五周くらい観ているが、何も考えていないので登場人物の名前などゴードン、アマンダ、ジグソウ以外に全く覚えていないという俺の中でもかなり扱いが異色の作品。

 

 

 

早速観に行ったわけだが、まず映画館のスクリーンが糞小さくて笑った。

映画館自体は地元どころかその辺でも有数のデカさなのだが、充てられたスクリーンがとにかく小さい!!

コンテンツとしての寿命はとっくに尽きている映画だが、昼上映且つ、11/10の上映開始から一日しか経過していないのにも関わらずこんなに狭い場所で観なければならないのかと戦慄した。

映画館に頻繁に通う人にしか伝わらないかも知れないが、上映開始から7週経過したソードアートオンラインのレイトショーと同じ箱。とにかく狭い。

隣にいたカップルもあまりの狭さに「え?狭くない?」と漏らしていた。

 

正直スクリーンの小ささにはガッカリしたが、今にして思えばこのスケールの小ささもソウっぽくてこれはこれでイイのかも知れない。

 

 

 

※本記事はあらすじとネタバレが多く含まれている記事なので、未視聴の人は注意。また、一回しか観ていないので実際の内容とはちょっと違うところもあるかも。

 

 

 

さて、まずは人物紹介から。

 

プレイヤー(今作の生け贄達)
カーリー……通行人からバッグをひったくり財布を盗もうとする。すると突然ひったくった相手が発作で倒れるが、財布から金を抜いて逃走し見殺しにする。
ミッチ……黒人ボーイ。不良が残っていることを知りつつ、中古バイクを青年に売りつける。バイクの不良が原因でその青年は事故死する。

アンナ……赤ん坊がうるさく耐えられず窒息死させる。偽装し、寝ている夫が寝返って窒息死させたことにする。最終的に夫は自殺する。
ライアン……昔から悪さをしまくっている。高校時代に、酒を飲んで仲間とオープンカーを乗り回している際に暴れ、仲間の意識が彼に向き衝突事故が起きる。一方、彼は道路に転げ落ち生還し、事故の原因を運転手に責任転嫁する。
???……一生寝たままでロクにゲームに参加せずに終わる。

エドガー……警察官から追われている犯罪者。

 

※説明の罪状は物語が進むに連れて明かされる。

 

警察関係者
ハローラン……殺人課の刑事。特に説明することがない。
キース……黒人だがジョークは言わない。最近転属してきた殺人課のニューカマー。
ローガン……検視官みたいなこともやる医者。元軍人でかなりムキムキのナイスガイ。
エレノア……ローガンの助手。助手モードの時はブサイクだが、プライベートモードで髪を下した時の姿はとてもセクシーでエロい。ジグソウ信者で、ジグソウを崇めるファンサイトの常連。

 

 

ジグソウ(ジョン・クレイマー)……俺たちのカリスマ。生を尊び、こいつの主観の下、命を大切にしていないと判断された人間はデスゲームの生け贄にされる。年寄りの割には力もあり、発明家で中々のハイスペックっぷり。

 

 

 

 

 

 

※()内は俺個人の感想

 

 冒頭

・物語始まり、エドガーが警察に追われているシーンから。決死の逃亡も虚しく、追いつめられるエドガー。

エドガーは謎の機械を手に持ち、「ハローラン刑事を呼んでくれ!」「ゲームが始まる!五人が殺される」と主張し事態の説明と説得を試みる。ハローラン刑事は、エドガーの手を撃つよう部下に指示するが、そのうちの一発がエドガーの胸にあたり、意識不明の重体になる。

 

 

 

第一のゲーム

・一方、場面が変わり、密室にはバケツを被った五人が鎖に繋がれていた。鎖の先には複数の電動丸鋸があった。ジグソウことジョン・クレイマーのいつものルール説明テープが流れる。「血を流し、自らの罪を告白しろ」とのこと。

すると、鎖が巻かれ電動丸鋸に体を引っ張られていく。参加者は自分の体を切り、血を流すことで生還する。しかし、そのうちの一人はずっと意識がなく倒れていたのでそのまま丸鋸に体を切り刻まれる。

生還者は丸鋸の横に設置されていた扉から脱出する。尚、鎖はついたままだがイマイチどういう構造なのかは俺自身も理解出来ていない。

第一のゲームの 生還条件は『血を流すこと』。

(ジグソウにしてはぬるいゲームだなおい。ルールはいいとして、バケツの存在要らなくね?と思っていたが、ここで顔を隠すことがのちのちの伏線に繋がる。

でも本当に伏線のためだけにバケツを被っていたので、ジグソウという一人の登場人物の視点から考えれば、バケツを被せる動機が全くなくて笑った。当然、第二のゲームでは皆バケツを外した状態でいる。

バケツの上の方にセンサーがついているが、観たところこれで出血を認識しているわけではなく、丸鋸の停止はジグソウが手動でやっている臭い。もし、センサーで自動で止まる仕組みならば、後々のジグソウの行動に説明つかない点が出来る。

センサーがついているわけでもなく、本当にストーリーの都合で用意されたバケツ。)

(血を流せば丸鋸が止まる演出があったので、最悪目を覚まさなくてもちょろっと体切れるだけで済むよね。)

 (バケツ自体に何か凶器が仕込まれているわけでもない。)

 

 

警察パート1

木に吊るされたバケツを被った死体を発見する警察。まずは一人目と書かれた紙が貼られている。刑事であるハローラン、キース立会いのもと、検視官であるローガン、エレノアは死体を解剖する。

バケツの結合部をレーザーで焼き、頭についたバケツを取ると上あごが丸々一刀両断された死体が出てきた。頬がジグソウピースの形に切り取られていた。何を思ったのか突然エレノアがピース型に切り取られた頬にメスを入れ、埋め込まれていたチップを発見する。

チップの中身を調べてみると、音声が保存されておりゲーム始まったよ的なお知らせが流れる。また、検査の結果、そのテープの音声はジグソウ(ジョン・クレイマー)本人の声で間違いがないとのこと。

「この事件は10年前に死んだはずのジョン・クレイマーの仕業ではないか」、そんな疑惑が立ち込める中この事件について調べることになる一行。

 

(めちゃくちゃ高い木に死体が吊るされていたけど、人間業じゃできないだろ。)

(エレノアが埋め込まれていたチップを取り出すくだりは笑った。何で突然そんなことをしようと思ったんだよ。今までもテープを埋めている事例があったから、「これジグソウやん!もしかしたら何か埋められてる?!」と思って取り出したのだろうか。

それよりも、何でがっちり結合されていた無傷のバケツを取ったら上あごから上が丸々一刀両断された頭が出てくるんだよ。第一のゲームの被害者なら、体はバラバラになっていても、頭は保護されるじゃん。

時系列的に、『第一のゲームで死亡→バケツを外して頭を一刀両断&ピース型に頬をくり抜く→再びバケツを頭につける』くらいしないと不可能でしょ。死体を更に弄って、頭を一刀両断する動作が加わるのが不自然じゃない?頬切り取って再度バケツ被せるだけならまだ分かるんだけど、一刀両断は完全に過剰演出だよね。)

(コメントで指摘されたから追記するけど、この死体は鑑賞者のミスリードを狙ったフェイクの死体だって分かってます。そのシーンで抱いた俺の感想と思ってくれれば)

 

 

 

第二のゲーム

生き残った参加者四人は次の部屋へ進む。鎖は繋がれたまま。

部屋の奥からいつものお人形さんがチャリンコに乗って登場。

 

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※いつものお人形さん。

 

お人形さんからテープが流れ、カーリーの悪事を暴く。今回はカーリーがメインのゲーム。実はカーリーの体には毒薬が投与されいるとのこと。

今回のゲームは用意された三本の三本の注射器から解毒薬を当てるというゲーム。

それぞれに『生理食塩水』『解毒薬』『酸』が入っている。正解を見つけられなければカーリーだけでなく、他の三人も死亡するとのこと。(何で巻き添え喰らうんだよw)

ゲームが始まり、鎖が巻かれ始める。その鎖の到達点は天井であり、最終的には首吊り死してしまう。

注射器には数字が書いてあり、そのうちの一本が何の数字か気付くカーリー。

曰く、バッグを見殺しにした相手のひったくった時に財布の中に入っていた金額。その金額なんと3ドル53セント。(日本円にして400円くらい。)

結局カーリーはどの注射器にするか決められず、ヤケになったライアンに三本同時に注射器を刺されて酸を浴びて死亡。加えて見事解毒薬を選ぶことに成功した生還者三人は次の部屋に進む。

第二のゲームの生還条件は『解毒薬を選ぶこと』

 

(注射器ならちょろっと中身出して確認してから刺せばいいじゃんって考えたけど、ジグソウが監視してるから見つかったらマズイよな……と思いきやまさかの三本刺しで笑ってしまった。

つーか三本同時刺しってアリなのかよ!!!それが一番ダメだと思っていたけど、「禁止とは言っていないからセーフ」ってことか?

それよりも3ドル53セントってなんだよ。そんな金額で人を見殺しにするのかよ。というか見殺しにされた方もその程度の金額しか持っていないのに喫茶店で茶飲むなよ。

あと結局ライアンが三本まとめて刺したせいで、ジグソウの数字のヒントがふいに終わったわけだが、3ドル53セントの注射器が正解だったか。ハズレだったのか。

ジグソウが命の価値がどうとか言ってたから「お前の命の価値はこの程度だよ」という皮肉を込めて、3ドル53セント注射に解毒薬を仕込みそうだが正解は不明のまま。)

(ソウシリーズでおなじみの“いつものお人形さん”が、めちゃくちゃ頭身が高くなってて本当にクッソ笑った。声出して笑いそうになってしまった。8~10頭身はあるぞ!!しかもかなり丁寧にパーマがかかっていて、それが尚更笑いを誘った。

やたらと目の部分が赤く点灯していたのも面白かったし、油断すると本当に持っていかれてしまうので、映画館で視聴する際は気を付けて欲しい。) 

 

 

 

警察パート2

『死体が飛び降り自殺をした』との連絡を受け、現場に急行するハローラン警部とキース。持ち帰ってローガンとエレノアの解剖する。検死の結果、その死体の直接的な死因は飛び降りではなく酸で死んだと判明。(テープの声がジグソウ本人のものだと判明したのはこの場面でだったかも)

また、重症で集中治療室で眠っているエドガーが行方不明になった模様。

 

 

 

第三のゲーム

生還者三人は次の部屋に進む。その部屋には二つドアがあり、一方に『ここに来てね♡』と書かれていた。ライアンは「これ以上ジグソウの言う通りに進みたくない」と言い、何も書いてない方の扉を近くに置いてあったスコップでこじ開けようとする。

すると、扉の前の床が抜け、ライアンの右脚にワイヤーがキツく絡む。床の下に置いてあったテープを再生すると、「ズルはいかんよ。罰与えるね。でもレバーを引けば“自由”になるよ」という内容の音声が流れる。

「“自由”ってどういう意味だよ……」と震えて動けぬライアンをよそに、アンナとミッチはもう一方の扉開け進む。

その部屋にはリモコンが吊るされていた。ミッチがリモコンを引っ張り取ると、扉が閉まり閉じ込められてしまうミッチ達。

そして部屋の上に設置されたテレビから映像が流れる。ライアンも、床の下に設置されたテレビから同じ映像を観る。

いつものお人形さんが「お前らライアンを見捨てたな?その映像はお前らの姿を映す鏡だ(うろ覚えですまん)」と喋っていた。

その後、ライアンのテレビにはミッチ達の姿が、ミッチ達のテレビにはライアンの姿が映し出された。

ライアンが床下にあるレバーを引けば、部屋から出られるとのこと。しかし、それすなわちライアンの右脚切断を意味する。

 

ルール説明が終わると、密閉されたミッチ達の部屋に上から大量の穀物が降ってきた。ミッチ達の肩あたりまで部屋を埋めると穀物の雨は収まる。しかし、次は注射器やら丸鋸の刃やら、ピッチフォークやらが降ってくる。

ライアンが決心し、レバーを引き足を切断することで三人は何とか生還した。

第三の生還条件は『ライアンがレバーを引くこと』

 

(第三のゲームに至ってはライアンが罠にはまること前提じゃねぇか!!

テープに録音されていた音声にも『ライアン』と呼んでるし、他のメンバーが扉をこじ開けるのではないかという想定はないのか。

三人が指示通りに従い、文字の書いてある扉に進んだらどうするつもりだったんだよ。

あと、ルール説明する際に、テレビに“いつものお人形さん”がキレイに真横に向いている姿が映し出され、その後段々と正面を向いてきてメチャクチャ笑った。

“段々と正面を向く”という演出自体は過去作でも多用されていたのだが、真横ってのが妙にツボに入って笑いで声を出しそうになった。)

 (つーかマジでシャレにならないゲーム。ここで彼らが死ぬのは本意じゃないと思うんだが、容赦ない刃物の雨。)

 

 

 

第三のゲーム 

 ※青字の部分は時系列に自信なし。もうちょっと後かも。

市民の要望もあり、本当にジョン・クレイマーの仕業ではないのかとジョン・クレイマー(ジグソウ)の墓を漁り棺桶を掘り起こす警察一同。棺桶の中には、集中治療室から突如姿を消し、行方不明になっていたエドガーの死体が。

ハローラン刑事は検視官であるエレノアを疑っていた。検視官であるローガンに、「エレノアはジグソウファンサイトの常連らしいけどアイツが黒幕ちゃうんか」と問い詰めるがローガンは否定する。

夜、バーにて、ローガンとエレノアが密会する。ローガンが「お前のせいで俺が疑われたけど」と文句を言う。

「エドガーが消えた日、お前何していた?アリバイないやろ?」とエレノアに問い詰めるローガン。エレノアは「倉庫にいた。詳しいことは言えない」と答えるが、それでも引き下がらないローガンに観念し、とうとう倉庫に案内した。

広い倉庫の中にはジグソウが今まで使用していた処刑道具が大量に置かれていた。

その光景に驚くローガン。エレノアが処刑道具の設計書を、ジグソウファンサイトから入手し作ったという。

とりわけ目を引いたのは巨大な処刑道具の存在。「こんなものは使われていないはずだ」とローガン。

エレノア曰く、「一番最初のゲームで使われたらしいが、その死体は見つかっていない」とのこと。

その様子を尾行していたキースに写真に撮られる。

 

(疑われた当日に密会して、倉庫まで漏れてるのどれだけ警戒心が足りていないのよ。本人たちが全く素人の一般市民であれば、まだ納得がいくのだが全く警戒せずに倉庫に向かって行って笑ってしまった。

しかも処刑道具の設計図をジグソウファンサイトから入手して、自分で作ったって何だよ。処刑道具を作る業者がいるのかは分からないが、業者なり何なりに頼んで道具を自分で作ったというのは認めるにしても、設計書を入手したはおかしいだろうよ。

そういう設計書って警察に押収されて、世に流れないでしょうよ。まあ、ソウの世界の警察官は呆れるほど無能なので、警察官が設計図を漏らし、以降、警察も流出に全く気付かなかったという可能性もあるけれども。)

 

 

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(この時にキースが撮影した写真に、上のような構図の写真が一瞬映るのだが、どんな構図だよ。一緒に倉庫に入って、撮らないと有り得ない構図でしょ。エレノアに声かけて一緒に写真を撮らないと有り得ないでしょ。)

 

 

 

第四のゲーム

ライアンの右脚を失ったものの、生還した三人。しかし、文字が書いてある扉は行き止まりで、結局はライアンがこじ開けようとした扉しか残されていなかった。

ライアンは気を失い、途方に暮れている二人。部屋に置いてあった農業用のバイク(名前知らない)が動き出す。バイクにはミッチ宛のテープが置いてあった。

テープを再生すると、そこに立っていたミッチの足にロープが巻き付いて宙吊りになる。

どうやらミッチがバイクを売りつけ死なせた青年はどうやらジグソウの甥っ子だったらしい。今回はそのバイクのエンジンを利用した処刑道具とのこと。

先程のイラストの特大装置が今回使われるモノだ。

実際の装置は、円錐状で中が空洞になっている。その内部に刃が仕込まれており、装置の上に置いてあるバイクの動力を利用して回転させるという仕組み。(どんな仕組みだよ……実際に観れば分かるけどめちゃくちゃアホな装置。)

回転する装置をくぐりぬけ、底にあるブレーキで止めればゲームクリア。(バイクの部品が切り取られ、ブレーキ単体が底に鎮座していた。)

 

今まで空気だったアンナが、壁をよじ登ってバイクのところまで行き、タイヤに農具を突き刺しバイクを止めた。一時的には止まったものの、またすぐにバイクが動き出し、ミッチは切り刻まれて死亡した。(ミッチの死体が処刑道具から放り出される様子が中々にシュールで笑ってしまった。隣にいたカップルも笑っていたので、中々万人ウケするネタだろう。)

第四のゲームの生還条件は『ブレーキのところまで行きバイクを止めること』

 

 (何だよこの装置!!実際に観ると分かるこのバカ装置。見た目がギャグだろうよ。小学生が考えたかのような装置。

そしてアンナが何の躊躇いもなく、バイクの回転を止めに行ったが、そもそも全速力で走っているバイクのタイヤに農具を刺して止めるという判断に違和感。今まで自分の身の安全が第一みたいな行動を連発しておいてよく助ける気になったもんだ。

バイクは装置のフチに設置されているので、農具ごと弾かれてアンナの体が円錐の中に落下してしまう可能性があるというのに。

しかも、このゲームぱっと見ブレーキのパーツが底に置いてあるだけで、バイクと連動しているようには見えなかったが。ブレーキで止めれば円錐の回転を止めればゲームクリアなのか、止めた上で脱出すればクリアなのかそのあたりも分かりづらかった。

あと、ジグソウに甥っ子がいることが既に面白くて笑ってしまった。)

 

 

 

警察パート4

エレノア達を完全にクロだと決めつけたハローラン一行は、倉庫の調査を開始した。そこにはエレノア達の姿はなかったが、切り刻まれた死体を発見。

キースはローガンに接触し、ジグソウの共犯者として彼を逮捕しようとするが、ローガンは「犯人は俺じゃなくてハローランだ!強引で汚職に手を染めてるし、エドガー(集中治療室ボーイ)の胸に銃弾を撃ったのもあいつだ!」と主張。

また、ローガンはキースが実は一般の警察官ではなく、内部監査官(っていうのかな?)ということを見破り、キースもそれを認める。

キースはローガンと一緒に、エドガーの死体を調べに行く。胸から銃弾を取り出し、それがハローランのモノだと判明する。他の警察官は19ミリ口径の銃(どうでも良すぎて銃の詳細はうろ覚え)だが、ハローランの銃のみ大きさが違うとのこと。

 

(何の脈絡もなく内部監査だの、汚職だの、実はハローランを調べるために来ただの唐突やな。

あと、ハローランだけ使用している銃が違うのは何かアホっぽい設定だ…。俺も詳しくはないが、銃は施条痕という発砲時に出来る銃弾のキズから、どの銃から撃たれたかを特定出来ると聞くが。

というかそもそも、集中治療室に担ぎこまれた時点で銃弾は抜いてやるものじゃないのか。身体に入った銃弾を抜くことすらも危険すぎて、取り敢えず意識が戻るまで放置している可能性も否めないけど。)

 

 

 

第五のゲーム

ミッチも死んでしまい、残るはアンナとライアンのみ。寝ているライアンを放置し、ライアンがこじ開けようとした扉へ進むアンナ。

何とかこじ開け、そこから出ようとしたところを豚のマスクをつけたおじさんに襲われ注射器を打たれ眠らされる。

目が覚めるとアンナは密室にいた。足は鎖で繋がれており、アンナの向かい側には、同様に鎖でつながれているライアンがいた。

暫くすると部屋にジョン・クレイマー(ジグソウ)が現れる。ライアンが「お前の試練のせいで足がなくなった」とブチ切れるも、ジグソウは「それはルール違反をしようとした罰のせいで試練ではない」と一刀両断する。(ライアンが罠にかかる前提でゲーム作ってたくせによく言うよ。)

何故こんな目に遭わなければならないのかとキレるアンナの問いに、ライアンは仲間を死なせたから、アンナは赤ん坊を殺したからと説明するジグソウ。

奥の部屋からショットガンを持ち出し、「コレがお前たちの救済の鍵だ」とかなんとか言って一発の弾丸を込めてその部屋を出る。

ジグソウが去った後、アンナは即ショットガンを取りに行きライアン目掛けてぶっ放す。

しかし、ショットガンには細工がしてあり、弾丸は銃口からではなく逆側に発砲されアンナは死亡する。

発砲後、床に落ちた弾丸のゴミの中から歪んだ鍵が出てきた。ショットガンの弾丸には火薬、散弾、の他にも鎖を解くための鍵も込められていたのだった。しかし、発砲の爆発で捻じ曲がり使えなくなってしまった。

ライアンはジグソウとのゲームに負けてしまったことを悟りメッチャ泣いとった。

第五のゲームの生還条件は『ショットガンを撃たず、弾丸に込められた鍵を取り出すこと』

 

(正義を語る割には薄っぺらいこじつけで人を選ぶジグソウにしては、今回はまともな人選で笑ってしまった。ソウ6なんて、私怨で保険屋の社員含める関係者殺しまくっていたしコイツも割とやりたい放題だから侮れない。

ジグソウ本人は過去に傷害事件で子供を失っているので、それを考えればアンナに対する怒りは計り知れない。

というか、ジグソウの姿を久々に観たけど髪の量が減っただけで、全っ然っっっ老けてないのな。伊達に作中でお姫様だっこしてないね。身体が若い。

余談だが、アンナの夫の名前が「マシュー」だったので、ソウ2のマシューズ刑事なのかと思ったが、別にそんなことはなかった。紛らわしいんじゃい!)

 

 

 

警察パート5

ローガンとエレノアは、ゲームが行われている納屋を特定し突入していた。曰く、「昔ジグソウが使っていた場所だが今は廃墟」とのこと。

納屋を調べると、そこには風化しミイラとなったライアンとアンナの死体があった。

そして、そのローガンとエレノアを尾行していたハローランも納屋に侵入する。
戦闘が発生し、エレノアは逃げることに成功するも、ローガンはハローランに斧で頭を殴られ気絶する。
逃げたエレノアを探すハローランも、何者かに後ろから麻酔を打たれて眠らされてしまう。

 

(一回キースに尾行されて痛い目に遭ったのに、全く警戒せず納屋に入るのがシュールでちょっと笑ってしまった。というか、斧で殴るってなんだよ。普通に刃の方を相手に向けて使うだろ。

しかも、ハローランが麻酔を打たれるのはよろしいのだが、ハローランの厚いスーツを貫通して麻酔針がヒットしてて笑ってしまった。しかも、そこから倒れるのが一瞬でもう何のギャグかと思ってしまった。)

 

 

 

第六のゲーム

ハローランとローガンは目が覚めるとは首が鎖で繋がれており、加えて何やら仰々しい装置が首に巻き付いていた。
向かい合う二人の間には台が設置されており、その上にはスイッチがあった。
ジグソウのいつものテープが流れ「スイッチを押した方から自分の罪を告白しろ」と指示が出される。
首に巻き付いた装置は手術用のレーザーメスらしく、曰く「人間の肉・骨もバターのように切る」そうだ。
もし罪を告白しない場合、レーザーが顔を切り刻むという。
ハローランは、ローガン側のスイッチを押してローガンから先に告白させようとした。
ローガンは以前、ジグソウ(ジョン・クレイマー)のカルテと、他の患者のカルテを誤ってしまい、ジグソウのガンの発見を遅らせてしまったことを告白した。
しかし、罪を告白したにも関わらずレーザーはローガンの顔を通り抜け、彼は床に倒れる。

続いてハローランが罪を告白する番になった。ハローランは、汚職だのなんだのに手を出したり、証拠をでっちあげたり、無実の人を牢屋送りにしたことを告白した。
すると、途端にローガンが起き上がった。ローガンはハローランの罪を暴くために、演技をしていたのだった。

そしてローガンは、かつて自身がジグソウのデスゲームの参加者だったことを告白。映画冒頭の『第一のゲーム』で意識がなく倒れていた男は、なんとローガンだったのだ。
ジグソウは、「自分のミスで意識の回復が遅れてしまったローガンが、そのまま死んでしまうのはいけない」ということで、ローガンを助けたのだった。
その後は、デスゲームを行うための準備をするパートナーとしてローガンをしごき上げたのだった。


ローガンはかつて自分が体験したゲームを再現し、あたかもジグソウが復活したかのように偽装したのだった。今回、作中で警察が見つけた一連の死体は、時間軸的には現在のモノだ。一方で作中描かれていたゲームパートはジグソウ生前のものだ。もっと詳しく言うとジグソウの初仕事が今作のゲームパートにあたる。

(まあ、要するに物語の時間軸を錯覚させるミスリードなわけだが、ゲームパートは一日のうちに行われているのに対して、警察パートは何日も日をまたいでおり、その時点で違和感があるので、ミスリードとして機能していたのかも怪しいものだが。)

 

そして集中治療室ボーイことエドガーは、かつてハローランが見逃がした犯罪者の一人であり、ローガンの妻を殺した男でもあったのだ。

エドガーの胸に埋め込まれていた弾丸は、実はローガンが弾丸摘出時にハローランの銃弾とすり替えて偽装したとのこと。

※スナイパーライフルで遠くからエドガーを狙い、ハローランの射撃合図に紛れて発砲した。そして『警察パート4』時に、ライフルの弾丸を摘出し、ハローランの拳銃の弾丸とすり替えてさもハローランがエドガーを撃ち殺したかのように偽装したとのこと。

 

 

ホンモノだと思われていたジグソウの音声も、ローガンが過去の音声を繋ぎ合わせて作ったもののようだ。

 

 

最後に自分が今回の黒幕(ジグソウ)だと明かし、気持ちよくなってハローランをレーザーで焼いてエンド。

※「警察に疑われても、ハローランの自白を録音したレコーダーとエレノアが身の潔白を証明てくれる」とかなり得意げな顔だ

 

 

 

 

(超遠距離からエドガーを狙っているのに、エドガーと近距離で対峙しているハローランの射撃の号令を地獄耳で聞き取って、それに合わせてライフルを撃つ。まさに神業だね。ローガンくん。)

(いくら遠距離とは言えライフルで胸撃たれたら即死するでしょ。)

(つーか病院に担がれた際に、体の中スキャンだか何だかしてライフルの弾丸なんか、体内から取り出すまでもなく一発で特定出来ちゃうでしょ。弾丸が原因で死にかけているなら尚更スキャンして弾丸の所在を突き止めるでしょ。「周りの警察は拳銃使ってるのに、何でライフルの弾が胸に刺さってんの?」ってならん?)

 (『警察パート5』時に、最悪ハローランに殺される可能性があったけどよく計画通りに事が進んだな。)

 (『ソウ・ザ・ファイナル』にて、「医者であるゴードン先生の協力のおかげでゲームが思い通りに展開出来たよ」的なことをジグソウが言っており、

「ゴードン先生カッコいいな~」と思っていたんだが、同じ医者ポジションのローガンが最初期から仲間だったことが判明して「ゴードン先生要らなくね?」と評価ガタ落ち)

 (「ジグソウの音声繋ぎ合わせて本人の声作りました」ってお前な……。音が途切れたりして不自然になっちまうんじゃないの。)

 

 

 

総評

そもそもこの映画は、話の整合性やトリック、リアリティーを追究するような類の映画ではないと思っているので、ツッコミどころこそ多いが、ソウのオタクならばそれなりに満足して観れる映画なのではないかと思う。

何も考えずに観たり、ツッコんで楽しんだりするタイプのオタクには素晴らしい映画だと思う。

逆に、真面目に楽しみたい、考察したいという意識の高いオタクにはこの映画は合わないだろう。

 

自分も御多分に漏れず、ソウオタクとしてそれなりに満足して楽しめたのだが、今作は思いの外処刑描写がショボ過ぎる。

ソウは、派手に内臓撒き散らしたり、ギャグ的な凄惨な死に方を観てアレコレ考えるのが楽しい映画なのに、今回はどれも地味すぎた。

ゲームのシチュエーション自体も面白みに欠け、肝心のゲーム内容に退屈を覚えてしまったのは否めないだろう。

 次回作があるならもう少しはっちゃけて欲しい。そんな作品だった。