ふじさきゆうやのブログ

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地下芸人のライブが酷かった。

 

先日、地下芸人のお笑いライブに行ってきた。芸人のライブに行くのは今回が二回目。

前回行ったライブは『まだテレビに出ているほど売れてはいないが色々な実績を残している実力が高い芸人』が多く、確かにゴミみたいな芸人もそれなりにいたが、笑える芸人も何組かあって値段の割にメチャクチャ満足できた。

今回行ってきたのは、本当に売れていない芸人のライブ。殆どが実績もなく、芸歴だけを肥やしたような芸人。

 

地下芸人界隈は、芸人もファンもTwitterで検索するのが大大大大好きなのでもしかしたらTwitterからこの記事に辿り着いているかも知れない。一応そのあたりも配慮して名前は伏せておく。

 

 

 

さて、芸人というのは一部の人気芸人は華やかな一方で、売れていない芸人は本当に闇が深くて面白い。しかしその闇そのものが楽しめるコンテンツにまで昇華している。

今回行ったライブはあまりにもレベルが低くて逆に楽しめた。

売れていない芸人は狭い世界で生きているので自分のネタが面白くないことに気付けない。地下芸人のライブに行くような連中はどんなにゴミみたいなネタでも笑うやつばかり。本気でウケているのか、芸人に気遣って笑っているのか分からないが、その反応がますます地下芸人を勘違いさせてゆく。

そして芸人は「自分のファンがウケているからこのネタは面白いんだな」と思い込み、どんどん沼にハマる。

自分を見て笑う人しか相手にしないから、自分を全く知らない人達にどこまで自分のネタが通用するのかが本気で分からないのだろう。

数年前に観た番組で、『売れそうで売れない芸人』を謳っているしょうもない芸人のしょうもないネタを見たが、案の定全くウケておらず「好きな人は好きなんですけどね・・・」とか「このネタで長いことやってるんですけどね」とか言って保身に走っていて本当に笑った。

この手の芸人は、彼らの披露するネタで笑うのではなく、本人がどこまで勘違いしているのかを観て笑って楽しむのが作法。

 

 

別に自分は、芸人を志す人や、売れていない芸人を馬鹿にしたいわけではない。真面目に頑張っている人は応援しているし、売れて欲しいと思っている。

何でここまでボロクソに言っているかというと、今回のライブにいた芸人があまりにもレベルが低かったから。いや、レベルが低いというよりも意識が低いというべきか。

早い話、「金貰ってネタ披露している自覚あるか?」ということ。売れていないとはいえ、プロはプロ。

正直地下芸人なのでネタに高いクオリティは求めていない。ネタ自体は面白くなくても構わない。

でもやはりプロとして相応しい態度で臨むべきだと思う。言っちゃ悪いが、「売れてなくて当然だな」という芸人ばかり。プロ根性を感じて、応援したいと思ったのは十数人いてたったの二人。

 

 ネタを披露している最中に自分のネタで噴き出しているカスのような芸人、嚙みまくって何を話しているのかもまともに聞き取れない芸人。

今回のライブはこういうやつらが9割以上いた。ハッキリ言って金を取っていいレベルじゃない。

 

新人芸人だったり、大舞台などで多少緊張して噛むのは仕方ない。でも今回出ていた芸人はもう何年も芸人を続けており、新人でも何でもない。会場だって狭いライブハウス程度だ、緊張するような箱でもない。未だに客に見せるネタを嚙むというのは余程芸人に向いていないか、余程やる気がないクズのどちらかだ。

いずれにせよ金を取っていい水準にすら達していない。

 

 酷いやつなんか終始自分のネタでヘラヘラしていた。

お前らは先輩芸人の前でもヘラヘラ笑いながら芸を見せるのか。

絶対に笑わないでしょ。テレビに出ているような先輩芸人にネタを見せるとなったら、念入りに練習してネタも詰めるでしょ。

ヘラヘラ自分のネタで笑って、嚙みまくって。それでも元々のファンは気遣うのか本当に面白いのか知らんが笑う。

自分のような初見はただでさえつまらないネタ見せられて萎えてるのに、腹立つ態度で適当にネタを見せられてますますシラケていく。

 全く恐ろしいね。

 

 

 

さて、まず前説(前座)から始まるんだけれども、いきなり内輪ネタをぶち込んできた。内輪ネタでも、テレビに出るような芸人なら登場人物が分からない客も笑わせることが出来るんだけれども、地下芸人だからそんなスキルはない。当然笑わせることも出来ない。

ただただ知り合いの芸人が云々で〜と話して終わるだけ。トークひとつをとってみても、笑いどころもオチもないし全然面白くない。

仮に登場人物を知っていても元々の話が面白くないので笑えないだろう。

まるで喫茶店でとなりのテーブルに座っている人達の話に聞き耳を立てているような気分だ。

 

 

 

一組目の芸人。『泣いたふりしたボケ1』、『本気でボケ1が泣いていると思い込んでいるボケ2』、『ボケ1は嘘泣きだとキレるツッコミ』のトリオ構成。

ボケ2とツッコミが「アイツは泣いている」「いや、嘘泣きだよ!」とやり取りしている中で、ボケ1がボケ2の背後からツッコミを茶化すというネタ。

ボケ2が背後を振り返る描写もあるが、ボケ1が茶化しているのを見ても「コイツは泣いている!」と一生擁護していた。これが意図しているものならまだ宜しいのだが、どう見ても練習不足からくるミスにしか見えなかった。もう絶対に練習不足によるミスだと思うが、百歩譲って仮に意図しているネタであれば、もうちょい分かりやすいリアクションを取るべきだ。

こいつらを見て「このクオリティが続くのか・・・」と絶望したが、終わってから思う、「このレベルですらメチャクチャマシな部類」なんだと。

 

 

二組目はピン芸人のフリップネタ。A4サイズの紙に出会い系のメールに見立てた文を書いて、オタクが騙されるというネタ。フリップが小さく、文字が読みづらいうえに、書いてある文を最後まで読み上げない独りよがりなネタ。目が悪い人は完全に蚊帳の外。そもそもオチどころかネタの流れが予想出来てしまうのでめちゃくちゃ退屈。全体的に完成度が低いゴミ。

 

 

三組目。『男役志望の宝塚生徒役』と『講師役』の構成。「宝塚」と細かく設定をつけた割には、宝塚を絡めたネタが「ベルサイユの薔薇やな」の一言だけ。ここの一個のためだけにわざわざ宝塚設定を加えたところにスキルのなさを感じる。しかもその一個が面白くないし。それでもこの中ではまだ見れる部類ではあるが、本当にそれだけ。面白くはなかった。

 

 

四組目。『居酒屋店員役』と『客役』の構成。軽快な出だしと、分かりやすいネタが良かった。素直に面白かったし、応援したくなる。テレビに出しても違和感がないレベルのネタだった。しかしテンポが速くてネタが飲み込めぬまま次に進んでしまうのがもったいなかった。自分は聞き取れたが、近くにいたおっさんはあまり反応していなかったので聞き取れなかったのだろう。あと、単体で見ればツッコミが今回のライブでは一番面白かったが、ボケが単体で評価すると微妙だった。特にボケがフリートークの際に不幸自慢してたのが鬱陶しかった。しかし、実力を感じた二人ではあったので今後を期待したい。今回唯一センスを感じた純粋に評価が出来るコンビ。

 

 

五組目。ピン芸人。今回のライブで一番の老害兼、出しゃばり滑り豚。『イキリ豚』と命名しました。参加芸人の中でも芸歴が長いのか、フリートーク時にも他の芸人が腫れものに触れるかのように対応していたのが印象的。芸人の癖に見栄っ張りで且つプライドが高く、神経質で鬱陶しかった。本人だけでなくネタもつまらなかった。変なBGMを流して『スーパースターが言いそうなこと』『スーパースターが初めて~~した〇〇』をただひたすら呟いていくスタイル。小学生が五秒で思いつきそうなネタを延々と披露していくのが苦痛だった。本当につまらなかった。ケンドーコバヤシに憧れているんだろうなというのは感じ取れた。といってもケンコバと比べたらメチャクチャ下品で、つまらなくしたような存在だけれども。本当に成人しているのか疑いたくなるくらいのレベルの低さだった。

 

 

六組目。客の殆どがこいつら目当てと聞いた。エレベーターをネタにした漫才をやっていたが、面白くなかったので内容すら覚えていない。

 

 

フリートーク。前半は退屈な内輪ネタ。登場人物を知らない以前に話が面白くない。後半は〇〇に住んでいるホームレスについての話。ブラックなネタは大好きだが、特に笑いどころもなく、底辺芸人が唯一馬鹿に出来るホームレス相手にマウント取ってネタにしているようにしか見えなかった。

 

 

 

七組目。ピン芸人。歌をうたいながらアルミホイルを無駄遣いする芸。銀河鉄道の夜オマージュネタをやっていた。本当に歌っているだけで、最中に客弄りするが全く面白くない。何が面白いと思ったのか本人の解説が欲しい。芸歴も長そうなのにこんなゴミみたいなネタしか思いつかないセンスに驚愕した。

 

 

八組目。前回のライブで結構面白くて期待したコンビだったんだけれども、つまらないワンピースネタと下ネタを混ぜた五分で思いつきそうなネタでガッカリした。箱が小さいから舐めてるのかも知れないけど。

 

 

九組目。金に困ったクズが、いかにして金を増やすかを考える話。ボケの話し方が面白く完成されていた。ツッコミが良くも悪くも普通で惜しかった。ボケが面白かっただけにツッコミの物足りなさが際立った。しかし、どちらも可能性は感じたので応援したくなった。

 

 

十組目。ピン芸人。確かフリップ芸だったかな。『あるあるネタ』を垂れ流すだけの紙芝居ならぬゴミ芝居。面白くない。『意識高い芸人あるある』をやった際に『〇月〇日までやって売れなかったら引退すると決めるが、期日を忘れて芸人を続ける。』というネタが後ろで観ていた待機中の芸人どもにバカ受けしてて、疑問に思った。どうやらこのネタのモデルは五組目に出たイキリ豚のことらしい。

コイツのネタは全部つまらなかったけど「このままじゃヤバいと思い期日を決め他の芸人にも決心をアピるも、結局やめる勇気がなく、期日を忘れたという設定で芸人を続けたんだろうな。」と、イキリ豚の心情を考えたら少しだけ笑えた。

正直芸人なんて自分の実力を弁えて、期日を決めて活動するべきなんだよな。いつまでもダラダラ続けるようなやつは人生5回やり直しても成功しないと思う。

 

 

十一組目。ピン芸人。何をしたか全く記憶にない。でも忘れてても問題がないレベルのネタであるのは間違いない。

 

 

十二組目。ピン芸人。恐らく参加芸人の中で最も芸歴が長い。これ小島よしおのネタとか、ひげ男爵のルネサンスのように唯一無二のネタだから、詳細を書くと即特定できちゃうんだけど、まあつまらないとだけ言っておく。どうやらこの日を最後に拠点を東京に移すらしい。それにしても何でつまらないのに東京に移住するのだろう。スカイツリーでも観光するのかな?

 

 

 

フリートーク2。フリートークというかなんというか。急にア〇ル我慢大会とかいうしょうもない茶番を始めやがった。ホイッスルを口に咥えて、笛を鳴らさぬよう浣腸の痛みを我慢するというネタ。正直この企画が発表された段階で、これはつまらねぇわと判断し、外に出たかったんだけど、目立つし邪魔になるので席を立てなかった。40~50分くらいゴミ芸人のゴミみたいなリアクションを見させられる地獄のような時間だった。こんな使い古されたようなネタで、しかも面白いことも言えないゴミ芸人のリアクションを見るとか拷問と変わらない。イキリ豚がひたすら出しゃばっててウザく、浣腸されたくないと喚いたり、「床に落ちた笛どれ?この笛落ちてないよね?落ちてないよね?」などと妙なところを気にしてて気持ち悪かった。

 

 

 

 

総評

全体で50点くらいの出来。四組目と九組目がいなければ20点くらい。

プロ意識もなければ、目標もなく、何もない自分のキャラクターに色をつけるためだけにお笑い芸人を名乗る連中のネタは、純粋に評価したら高校生の文化祭のネタにも劣る。高校生の方がクオリティーもプロ意識も遥かに高い。彼らは成功するために何度も何度も練習するし。

でもお笑いとして見たらゴミみたいな芸人でも、エンターテインメントとして見れば非常に面白い。

自分はつまらないものや、キモい人間を見て楽しめるタイプなので、そういう意味での満足度はそこそこ高かった。

こんなに才能ないヤツでもいつか売れる日を夢見て、芸人を続けるんだなと思うと笑えてくる。

ザ・ノンフィクションを見て楽しめる人や、コスプレイヤーなどをヲチってるような性格の悪い人は、一度こういう場所に足を運んでみて欲しい。

1000円程度でマジモンのガイジを生で観て、時間を潰せるのでオススメだ。

 

 

 

 

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